こんにちわ、エナツです。
私は約11年前、勤めていた会社で
始末書を書いたことがあります。
これ、ブログネタにできるんじゃない?
もしかしたら
「始末書を書くことになってしまった・・・」
という人の参考になるかもしれない。と思い、
ブログに残すことを決めました。
内容は始末書の書き方、
とかそういう話ではありません。
(書き方などは、ネットで調べればいろいろ出てくるからね^^)
内容は体験談になりますが、このまま読み進んでもらえたら嬉しいです。
始末書を書いた理由
11年前に勤めていた会社は、
高校卒業後に働いていた縫製企業でした。
勤めて4年目。
仕事も人間関係も厳しい中、
毎日をなんとか乗り越えてきた時期。
私は、ミシンで婦人服を縫う仕事をしていました。
時々、手縫いでの作業もあったのですが、
なんとその手縫いで使う針を紛失してしまったのだ。
当時、手縫い針の管理方法は、
自分専用の小さな箱に入れているだけ。
名前は書いてあったけど、誰かに貸す。なんてこともあったし、
使わない日もあった。
ある日使おうと箱を開けたら
1本足りなかった・・・。
その時は私も若くて、事の重大さを理解していなかったのだけど、
気がついたら仕事を中断して、
工場内を社員全員で清掃作業、
※ゴミの中から針を探すため
私は上司や事務の人に怒られながら、
必死になって針を探した。
「たかが針1本って思うかもしれないけど、
会社の存続に関わる。倒産するかもしれない」
と言われた時、今まで積み上げてきたものが
大きく崩れるほどの衝撃だった。
始末書を書いてみた
結局、針は見つからず。
私は始末書を提出することになった。
ネットで始末書の書き方を調べ、その通りに書いた。
すご〜く丁寧な文章ね。
まず上司に提出したら、その場で読み始めて、
「調べて書いてきたんだろうけど、
自分の言葉で書いてきなさい!!」
と怒られたのだった。
私自身、そこはすごく迷って。
言い訳をすれば、本当は自分の言葉で書きたかった。
だけど、退職願のように、形式があるのだと思い、
ネットで調べた通りに書いてしまったのだ。
私の無くした針1本が、作り上げたものに紛れているかもしれない。
お客様が、その針で怪我をしたら、大きな問題になるからね。
急いで書き直して、
今度は直接社長に手渡した。
始末書を出したその後
社長に何を言われたか、
実はもう何も覚えていない。
だけど、自分の中で、逃げずに乗り越えた。
という思いは残った。
だから、嫌なことは言われなかったと思う。
むしろ、クビにならなかったことに
感謝している。
その後、針の管理の仕方が変わった。
箱に本数を書いて、返す前に必ず確認。
私が針を無くさなければ、徹底した管理はしなかったかもしれない。
今だから言えるけど、無くしたのも私でよかったな。と思う。
可愛い後輩に始末書は書いて欲しくない笑
まとめ
- 始末書は自分の言葉でよかった
- 失敗がネタになるのは本当だった
すごく苦い思い出だったけど、
まさかブログに書くなんて思ってもみなかった。
この記事が誰かの参考になるかはわからないけど、
元気をもらえる方が1人でもいれば幸いです。
最後まで見てくださり、ありがとうございました!