子育て

【30代出産レポート】初産で学んだこと3選

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こんにちわ。

出産、特に初産に対して漠然とした不安を抱いている妊婦さん、多いのではないでしょうか。

  • 初めての出産が不安
  • 出産のリスクなどを知りたい
  • 他の人の出産ってどうだったの?

私自身、2021年に人生初の出産を経験しました。

結果的に、初産にも関わらず45分ほどのスピード出産だったのですが、少しでもタイミングを間違えていたら大変なことになっていました。

おまけに出産に対して不安だらけで、たまごクラブを購入したりGoogleで出産レポートを調べまくったりしていました。

今回は初産に不安を持つ人向けに、私自身の出産レポートと初産で学んだことをまとめていきたいと思います。

初産で学んだこととは

  • ナースコールは躊躇しなくていい
  • 出産時は水分補給が必須。冷たすぎない方がいい
  • 低体重で生まれた場合:無理に体重を増やそうと焦らなくても大丈夫

初産で学んだ理由を出産レポートと共に振り返りつつ、

陣痛の痛みがどんなものか、気をつけるべきことなど、初産への不安が和らぐ記事になっております。

初産について知りたい、心配で不安・・・そんな方はぜひ最後まで読んでみてください!

初産レポート

私の場合ですが、初産時の概要9つです。

一人目出産の概要

  • 分娩方法:自然分娩
  • 分娩時間:およそ45分
  • 当時の年齢:ほぼ30代
  • 性別:女の子
  • 季節:夏
  • コロナ禍真っ只中
  • 入院期間:7日
  • 予定日より11日早く生まれ低体重だった
  • 会陰縫合した

まず「おしるし」から

出産予定日から11日前(後に出産した日になる)の深夜3時半ごろ、生理が来た夢で目が覚めました。

下半身に違和感を感じてすぐトイレへ行くと、おしるしと思われる症状が。

お腹も張っているような気がしたので病院に電話。

とりあえず様子見してみましょう。ということで、深夜に病院に行くことはありませんでした。

その日の午前中は1時間に一回、陣痛のような痛みが1分くらい続いたため、扇風機に当たりながら横になっていました。

我慢できる痛みで、当時パート勤めしていた会社の事務の方が何かの手続きの件で家に来た時も普通に応対しました。

この時はまさか今日生まれるなんて夢にも思っていませんでした。

実は破水していた。助産師「今日は生まれない」

午後になって「これって陣痛?おしるしも止まらないし・・・」

と不安になり病院に電話。

「すぐ来てください」ということで仕事中の夫を呼び出し病院へ向かいました。

診察したらやっぱり破水していたそうで、そのまま入院となりました。

その頃には陣痛が来ると、歩くのが辛くなっていました。

分娩準備室へ案内され、助産師さんが夫に

「今日は生まれないと思います」

「もしかしたら帝王切開になるかも」

と告げます。

コロナ禍のため、ここで夫帰宅。

私の心境は

「もうすでに結構痛いんだけど、今日ずっとこの痛みに耐えるの!?無理ゲーすぎない?夫も帰ったし妙に寂しい・・」

ちなみに帝王切開となると、私が出産した病院では帝王切開ができなくてちょっと遠い別の病院に行かなきゃならないので、それはそれで嫌でした。

一般病棟に移る。叫びたくなるほどの陣痛

/あーーーーーーーーーーーーーーっ!!!\

一般病棟に移ると、助産師さんから

「陣痛が5分間隔になったらナースコールしてね」と言われます。

良くも悪くも真面目な私はその言いつけをしっかり守ります。

陣痛が15分間隔になりました。

腰痛・生理痛・ゲリが同時にきたような陣痛は、とにかくめちゃくちゃ痛い。

「あーーーーーーーっ!!!」と叫びたいくらい。

だけど相部屋で入院しているのは、出産とは無関係なおばあちゃん方。

「叫んだら迷惑なのでは・・?」と感じて叫べませんでした。

そのうちに「出したい」といった感覚になります。

私は、「まだ赤ちゃんが出てくるはずはない」と信じていたので「ウ◯コ出したい」と思っていました。

実際にトイレへ行くと、少し出ました。

(汚い話で申し訳ありません!)

今振り返るとナースコールで助産師さんを呼んで、状況を相談すればよかったなと後悔しています。

トイレで出産

トイレから戻った後も「出したい」感覚は抜けず、むしろ酷くなっていく。

この時点で陣痛の感覚は10分。

助産師を呼べないのが辛かった。

「もうダメ!ウ◯コが漏れる!!!」

そう思い再びトイレへ。

「なにこれ、デカい・・?」そう思い洋式便所から覗いてみると、

赤ちゃんの頭が出ていました。

だけどここでも私は「まだ赤ちゃんが出てくるはずはない」と疑わなかったので、

「お腹にこんなでっかいウ◯コが!?」とまるで漫画のギャグシーンのようなボケ・・・勘違いをしてしまう。

すると助産師さんの声がします。

「エナツさん、いますか?大丈夫ですか?」

助産師さんは夕食を運んできてくれて、ベッドに私がいなかったからトイレへ声をかけたらしい。

私は「ちょっと変です・・」としか言えず、指示に従いトイレの鍵を開けます。

助産師さんが「あっ、出てます出てます」といい、看護師さん達もきてくれて。

ここで私もようやく「え?赤ちゃんが!?」と理解しました。

そのままいきんで、赤ちゃん誕生!!!

私はそのまま分娩室まで車椅子で運ばれ、赤ちゃんとは一旦お別れ。

電話の受話器コードのようなへその緒、血まみれのトイレ。

今思うと助産師さん、看護師さん、その他病院関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしました。

だけど初産なのもあり、いきむタイミングなど本当に分からなかったのです。

まさか11日も早く赤ちゃんが産まれてくるなんて全く予想していなかったので。

だけど陣痛だと気付かず、自宅のトイレで出産していたらと思うと、ゾッとします。

ちなみに出産は「鼻の穴からスイカが出たみたい」と例えられることがありますが、私の場合は「鼻の穴から小さめのメロン」でした。

それを友人に話すと爆笑されました。・・なんで?

我が子とご対面

※写真は娘本人ではありません。

トイレで出産後、運ばれた先で休んでいると綺麗になった赤ちゃんとご対面しました。

性別は産む前に聞いていたのでその通りでしたが、自分が産んで初めて、新生児のかわいさを知りました。

「体重がちょっと少ないけど元気ですよ」

体重のことが気になりつつ、元気な姿にとても安心して、幸い母乳も出たので、赤ちゃんに飲ませることもできました。

胎盤もしっかり確認。「胎盤を見たくない人もいる」と聞いたことあるけど、なんだか自分の身体を知ることができたような新鮮な気分になりました。

その後は貧血になったり、用意していた飲み物が足らずに無くなってしまったりと色々ありました。

「出産の時は飲み物がたくさんあった方がいい」というのは聞いていたのに、当時用意していたのは

ゼリー飲料3つほど。

一気に飲み干してしまい「ダメだ!足りない!貧血が・・・」といった状態に。

助産師さんに麦茶を買ってきてもらいましたが、冷たすぎると飲むのが結構キツかったです。

常温の飲み物やゼリーをたくさん用意しなきゃなと思いました。

「逃げちゃダメだ」と呟いた会陰縫合

休んでいると産婦人科の女医さんが様子を見にきてくれました。

「会陰が傷ついてますね。縫いましょう」

その時の私の心境は

「えっ、痛くないのに、大丈夫なのにやめて」

でしたが、「処置しないと後でひどくなる」と言われ、縫合することに。

怖くてずっと「逃げちゃダメだ」と呟いていました。

縫合自体は麻酔もするし、痛くはなかったと思います。

特別トラウマにもなっていません。

その後「二人目を産むときには気をつけましょう」と言われます。

はい、気をつけます。

我が娘と同室。体重増えずに7日で退院。

産まれたばかりの娘は、抱きかたを間違えれば壊れてしまうのでは?と思うくらい小さかった。

授乳、げっぷ、おむつ替え、コットに戻し入れるときなど・・・とにかくヒヤヒヤしていました。

そして娘は低体重だったので、適した体重になるまで退院できないと言われ、早く体重を増やさなきゃと焦りました。

  • 授乳は必ず2時間から3時間おきに
  • 夜も必ず起きなきゃ

このようにガチガチの固いルールを自分に強いていました。

実際娘は「小さいけど飲む力はちゃんとある」と看護師さんに言われていて、私も母乳はちゃんと出ていました。

ないものばかりに目を向けていたなと振り返ります。

娘は夜泣きらしい夜泣きをあまりしなかったので、夜中に起きて授乳するのが難しくて焦っていました。

「ハッハッ」と声が聞こえ、手足をパタパタを動かしているだけなので、私はなかなか起きることができませんでした。

入院して5日目。その日は自分の中で満足した一日を過ごしていました。

「授乳も時間通りにできた。しっかり飲んでくれたし体重が増えているかも」

期待していた入院6日目の体重測定。なんと体重は昨日と変わらず。

その時の絶望感を今でも覚えています。

今思うとしっかり母乳を飲めているから、そこまで心配する必要もなかったのかなと思いますが、当時は常に不安だらけでした。

ですが7日目、ついに適正体重に届きました。

そしてその日のうちに退院しました。

体重が増えず、一緒に退院できないかもしれない。そんな心配ばかりの入院生活でしたが、

結局は子供に何かあったら、今の自分にできることをやるしかないです。

学び・反省点

カオスな初産レポートだったと思いますが、そんな初産で学んだことをまとめます。

初産で学んだこととは

  • ナースコールは躊躇しなくていい
  • 出産時は水分補給が必須。冷たすぎない方がいい
  • 低体重で生まれた場合:無理に体重を増やそうと焦らなくても大丈夫

ナースコールは使っていい

私の場合は、出産がどのようなものなのか分からなかったのもありますが、勝手な判断で出産してしまった。とも言えます。

せめてナースコールを使い「陣痛の感覚が5分もないけど、痛いし出したい」と相談すればよかったなと思います。

初めての出産なのでわかるはずがなかったのです。

当時は現在より自己肯定感が低かったのもあり、「痛みを我慢できる自分」を作りたかったのかもしれない。

「私はなにもできないダメ人間だけど、どんな痛みでも我慢できる」と。

あの痛みは我慢しようとしてもできません。

先日「テニスボールが良かった」と出産レポしている方を見かけました。

テニスボールでお尻を圧迫すれば楽だとのことで、思い当たる節がたくさんあるので二人目出産の時は必ず準備しようと思います。

水分補給できるものをたくさん用意。入院期間中も補給できる。

清涼飲料水や栄養補給ゼリーなどは、余るくらいたくさん持っていっていいと思います。

ジュースだけじゃなく、水やお茶を混ぜるとバランスが良くていいかもしれません。

私の場合、買ったばかりの冷たいものは非常に飲みづらかったので、常温で用意するのがおすすめです。

出産後も水分補給は大事になってくるので、余るくらい持っていっていいと思います。

ですが中にはウォーターサーバーがある産院もあると聞いたことがあります。

気になる方は産院に相談してみてもいいかもしれませんね。

子供には今自分にできることを精一杯に

娘の場合、体重がなかなか増えず不安ばかりが襲い、メンタル的にもしんどかったです。

だけど結局、自分にできることは限られていたのです。

そして子供は大事、とっても大事ですが、自分自身も大事な存在なのです。

  • ちゃんと休めているか
  • ご飯は食べれているか
  • 胸が張って辛くないか

母親だから、ああするべき、こうするべきと考えると辛いです。

自分を大事にすることで、我が子にも愛を与えられると信じています。

最後に

この記事を読んでも、出産に対するイメージは人それぞれだと思います。

こんな出産もあるんだ。これに気をつければいいのか。陣痛はこんな痛みなのか。

など、少しでも学びになったり、不安が少なくなれば幸いです。

カオスな出産レポはこれでおしまいです。

最後まで見てくださりありがとうございました。

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