私は月一で精神科へ受診しています。
今月も1ヶ月に一度の受診がありましたが、年度末ということで担当医が変わっていました。
前回の担当医はのほほんとした雰囲気でしたが、今回の担当医は非常にハキハキした先生でした。
前回の主なやりとり
担当医「調子はいかがですか?」
エナツ「ちょっと気分のムラが激しかったです」
担当医「え〜っと、というと?」
エナツ「〇〇が理由だと思います、妥協できないというか・・」
担当医「そうですか〜、そういう時は〇〇すればいいのかもしれないですね」
完
今回の主なやりとり
担当医「調子はいかがですか?」
エナツ「ちょっと気分のムラが激しかったです」
担当医「具体的にどのような理由で激しかったですか?」
エナツ「(ちょっと面食らって)〇〇が理由だと思います、妥協できないというか・・」
担当医「なぜ妥協できないのでしょうか?」
エナツ「えーっと、〇〇という考えが自分の中にあって・・・」
担当医「気分のムラはまた出てくると思います。毎日一言でも日記に書くのがおすすめですよ!」
完
話すのが得意じゃない私にとっては、今回の担当医の方は質問してくれるので答えやすいなと感じました。
そして心の状態を誰かに話したのって、私にとって随分と久しぶりの出来事でした。
これまではモヤモヤしたら紙に書いていただけでしたが、いざ担当医と話してみると「自分にできることは限られている」と感じました。
今回は通院レポと称して「自分にできることは限られている」と感じた理由をシェアしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
一人時間が長過ぎると視野が狭くなる

今回診察してもらって気づいたことは、「話してよかった」ということ。
私は対人関係において、誰に対しても壁を作りやすいと感じています。その理由は、
- 相手に依存しないようにしている
- 相手に迷惑をかけないようにしている
を徹底しているから。これが正しいとか間違っているとかの話はしません。
だけど今回担当医と話して、質問されて、話して・・・を繰り返して診察が終わった時、自分の中で憑き物が取れた感覚がありました。
私は過去、数々の人間関係で悩んできた結果、
一人でいる方が圧倒的に楽!!
と感じながら生きてきました。去年の9月にパートを辞めてからも、自宅にひとりきりでいることが増えました。
いつしか、紙とペンがあれば自分の悩みは解決する、誰かに頼らなくたって!と考えるようになっていました。
だけど、今の自分にできることなんて限られている。
それなのにちょっと知識がついたくらいで「自分は正しい」と思い込んでいた。
- 担当医と話して自分の中の憑き物が取れた
- 一人きりだと視野が狭くなる
- 視野が狭くなると物事に白黒をつけたくなる
自分一人で解決しよう、納得しようとすると視野が狭くなってしまう。誰かに話すことで、視野が狭くなっている自分に気づく事ができました。
【自信がないとき】第3者の意見はひとまず聞いてみるべき

4月に入って、「新年度」ということで自分にとって何かあるわけでもなかったのですが、ワクワクしながら過ごしていました。
その一方で、ちょっとしたことで怒りっぽくなっている自分がいました。
- 自分の思い通りに物事が進まないとイライラする
- 自分の中のルールに反している人を見ると怒りが湧く
- 気づいたら心の中で相手を馬鹿にしている時がある
- 〇〇であるべき!と狭い視野で物事を見る
- 子供のちょっとした失敗にイライラする
- 旦那の行動にもイライラする
- 自分には非常に甘い
私はよく心の状態を書くことを推奨していますが、自分の体調がいいとサボります。
調子が悪い時って心の中に不平不満を溜め込んでいるから。ということが多いです。
書く作業もそれで自分の思い通りに解決できればいいけれど、第3者の意見がないのでどうしても視野が狭くなり、自分に自信がない時はどうしても揺らぎやすい。
だから誰かの行動、言動、失態に対してイライラしやすかったと感じます。
「自分はこれでいいんだ」と思えた診察

今回の通院では、「誰かと会話をするって大事だな」と反省したことが大きかったなと振り返ります。
私は普段、夫と子供とくらいしか会話をしていないです。
自分が得た知識を誰かに教えることもなければ、雑談もアウトプットもしていなかった。
理由は情けないのですが、
- 否定されたくない
- 間違いを指摘されたくない
- 自分に自信がない
からでした。
診察では私の話を否定されなかった、受け止めてくれた。
それは本当にありがたいことで、「自分はこれでいいんだ」と安心することができる。
いつかは、精神科通いは手放したいけどね。
まとめ
今回の内容をまとめてみます。
- 誰かに話さないと視野が狭くなる
- とりあえず第3者の意見も聞いてみよう
- どんな自分でも大丈夫
いつまでも怖がらないで一歩踏みだす。
小さな小さな一歩を。
私も、このブログを読んでくれている方も、安心して生きられるよう願いながらブログを続けていきます。
では最後まで見てくださり、ありがとうございました。