こんにちわ。
仕事・家事・子育てなどで毎日忙しい、だけど自分がやりたいことも諦めたくない!
そんなとき「今の自分ができることをコツコツやろう」と考えますよね?
忙しい中、自分が今できることから始めようとする姿勢はとても素晴らしいです。
ですがこんな方もいるかもしれません。
- 毎日忙しくて疲れている、「今できること」をする余裕すらない
- 「今できることをやる」とは言うけど、何から始めればいいの?
- そもそも前に進んでない自分が嫌
私は過去に「今の自分ができること」を考えることができず、前に進めませんでした。
「時間ができたらやろう」とばかり考えていました。
今回は「今の自分ができることをやろう」という意味は分かっていても、なかなか行動に移せない原因を6つ紹介します。
読んだ方にとって少しでも「行動を起こす」「前に進む」手助けになることを願い、書かせていただきます。
※今回はパフォーマンスに影響が出ると言われる「ストレス」や「睡眠不足」については省きました。また、発達障害や鬱病の関連性についても専門家ではないため記事にしていません。
「今の自分ができることをやろう」を阻んでいるのは自分自身

/!?\
結論から言うと「今の自分ができることをやろう」ができない原因を作っているのは自分自身です。
「自分が全部悪かったんだ!!!」と思わないでください。
まずは私個人の経験を含め「今自分ができることをやろう」ができない原因を6つ紹介します。
1:完璧主義
勉強してから、落ち着いたら、準備が整ったら・・・と先延ばしをして行動に移せない。
そんな経験ありませんか?
「環境が整ってから手をつけよう」と考えてばかりいると、いつまでも「やりたいこと」ができません。
完璧主義の方は、真面目で責任感が強い人が多いです。
それゆえ「失敗してはいけない」「最短で成功しなきゃ」とも考えがち。
勉強するのも準備を整えるのも大事ですし、楽しいです。ですが行動しながらでもできることがたくさんあるのです。
なんなら一旦行動してみて、まずは自分が楽しいか辛いかを理解するのが先です。
やりたいことが向いていない、思っていたのと違うことも多々あります。
失敗が怖い、傷つきたくない

失敗したくない・・恥をかきたくない・・何かを始めようとするとなぜか不安ばかりが増幅してしまう、そんな状況。
おまけにどうせならキツいことはしたくないし言われたくもない、厳しい指摘も嫌。常に安心・安全・平穏ばかりを求めている。
失敗を過度に恐れていると、傷つきたくないため行動にブレーキがかかってしまいます。
私は行動できない根底に「傷つきたくない」がありました。
時間がないから、どうせ失敗するからと表面的な理由を作っていて、「傷つきたくない」という理由を自覚していませんでした。
頭の中だけで解決しようとする
頭の中でぐるぐると「次はああしよう」「今度はどうしよう」と考え悩んでいつまでもやりたいことがまとまらない。
紙に書いて思考を整理する必要があります。
紙に書かない人はなぜか「頭の中で全てまとまる」と考えがちですが、限度があるのです。
「書いても何も変わらないよ」と思い込んでいた過去の私にワンパンしたい
人と比べる

「あの人と比べて自分は何もできていない・・」
違うんです、実際は少しでもできていることがあるんです。
ですが自分ではなかなか自分の頑張りを認められず、改善や次の行動に移せなくなることもあります。
よく「人と比べないで過去の自分と比べよう」といいますが、その通りだと思います。
ですが私の場合は「過去の自分」と比べることも辛かった時期がありました。
これに関しては思考の癖もあるので、癖を少しずつ軌道修正させていく必要があります。
「今も昔も自分は何もできていない(実際はそんなことなかった)」と無限ループ状態で、自分で自分に鞭を打っていました。
優先順位をつけず一気にやろうとする
早く成果を出したくてやりたいことを一気にやろうとしたり、やりたいことがたくさんあって優先順位をつけられず何から手をつければいいか分からなくなる。
その結果何も得られず現在・・・。
計画を立てるのが苦手、または計画を立てるのが面倒くさい方にありがちかもしれません。
私は行動力はイマイチですが、やりたいことや興味のあることは意外と多いです。
ですが優先順位をつけず「とりあえず今これに興味があるから手をつけよ!」と計画もなしにいきなり手をつけることがあります。
他にもやりたいことあるから早く成果出さなきゃ!と欲張っていました。
そのうちSNSを見るたびに「自分のやっていることは間違っているかも、そしたらこっちに手をつけて・・・」とまたも計画なしにいきなり手をつけます。
結局どれもこれも中途半端、挙句「とりあえず動かなきゃ」と焦ってさらに迷走・・。
成果を出すためにいきなり大きなことをやろうとして、しかもやりたいことに優先順位をつけずに手をつけるのでどれも中途半端なんてことに・・。
自己肯定感が低く自分を責めがち

自己肯定感が低い方がうまく行動できない時、自分を責めてしまいがちになります。
- 自分にはできない
- またできなかった
- また失敗した
- こんなこと考える自分が大嫌い
できない自分、失敗する自分、大嫌いな自分を、自分自身で作ってしまうのです。
自分ができたほんの少しのことも認められず、自分自身を厳しく罰することによる弊害はどんどん大きくなってしまいます。
「今自分ができることをやる」ができないを脱する方法

/脱します\
「今自分ができることをやろう」ができない原因を紹介しました。
耳が痛くなるような話も多かったかもしれません。
ここからは「今自分ができることをやろう」ができない、そんな自分を脱する方法を解説します。
「完璧は無い」「完璧な人はいない」ことを自覚する
まずは「完璧じゃなくていい」「みんな完璧じゃない」と自分自身に言ってみてください。
真面目で責任感が強いのが完璧主義者の強みでもありますが、それが時に自分や他人を追い込んでしまうことに繋がることもあります。
自分にとっての「完璧」が、誰かにとっては「完璧じゃない」ことなんてよくあること。逆も然りです。
そして誰かにとっての「完璧」を目指す必要ももちろんありません。それは無限ループのようなもので、どこかで必ず心に限界が来るから。
よく60点、70点でもいい。といいますが、私の場合は点数で決めるとちょっと分かりづらかったです。
この出来は60点?70点?どっち?とずっと考えてしまうのです、なぜか。
でもまたそのうち挑戦しそう笑
「完璧じゃない自分も愛する」くらいの気持ちでいる方が気が楽です。いきなり愛そうとするのは無理なので少しずつ。
完璧主義=悪と言いたいわけではありません。何事も良い悪いがあると思っていて、完璧主義も悪い方へ向くと自分が苦しくなり誰かにも影響すると思ったからです。
「その失敗、心の傷つきは今現在起きている?」と冷静になる

失敗や傷つくのが怖い方は「挑戦することでどんな失敗や傷つき方をすると怖いのか」を一旦紙に書き出してみることをおすすめします。
私も実際に書き出してみると「間違えて人から指摘されて恥をかくのが怖い」という考えが出てきました。
大抵は起こってもいないことに対してあたかも「失敗した」「傷付いた」と思い込んでいるだけだったりします。
ですが「思い込んでいた」という気づきがすごく大事。
確かに失敗・傷ついた・恥かいた経験を引きずったり、トラウマになることもある。
だけど現在どうでしょうか?
そんな過去を乗り越えて生きていますよね。
時々思い出して怖くなるかもしれないけど、生きて行動しようとしている。
そんな自分をどうか讃えてほしいし誇りに思ってほしいです。
「過去にあんな経験したから、今回もきっとそうなる」と考えてしまう方へ、それは実際にやってみないと分からないのです。
過去のあんな経験も実際に「やってみたから」わかったことも多かったはずです。
だからやればできます!
(ここでのできるは失敗しても”できた”に分類。行動できたことが大事!)
失敗してもしなくても、傷ついても傷つかなくても、やってみた結果がどうあろうと絶対乗り越えられます。
頭の中だけで考えない、必ず紙に書いてまとめる
「紙に書けば大抵の悩みは解決する」と思うくらい紙に書くのを重要視しています。
頭の中でだけ考えると間違いなく混乱し、「わけもわからず何も手がつけられない」状態になるからです。
頭の中を紙に書き出すとスッキリし、自分に何ができるかが明確になりやすくなります。
今できることはもちろん、やりたいこと、悩んでいることなど包み隠さず自分の気が済むまで書き出してみる。
思考がスッキリしていることが実感できるでしょう。
とにかく「今」だけに目を向ける

誰かと比べて「自分なんて・・」、過去の自分と比べても「過去も今も自分は・・」と悩んでしまいがちな方は、とにかく「今」に目を向けてみてほしいです。
そしてほんの少しでもできていることに目を向けてください。
いきなり大きなことを成し遂げる必要はありません。
今日は行動することについて考えた、だけでもいいです。
人と比べそうになったとき、言葉の力に頼るのも手です。
私は「この人はこの人、私は私」と呟くようにしています。慣れないと棒読みになりますがまずは積み重ねが大事です。
あとは対象人物の「見えない努力」を想像するのもおすすめです。
やりたいこと、やらないことを紙に書き出す
「まーた紙に書くのォ!?」と思われたかもしれません。
やりたいことを紙にリスト化して、行動するためにやることも詳細に書き出します。
そして「これならできそう」と思える小さなことをやってみましょう。
(いきなり「毎日やるぞ!」「全部やるぞ!」と考える必要はないです。自分が楽しむことを優先してみましょう)
その際、できた後の未来も想像してみるのもすごくおすすめ。
「どんな自分になっているか」を楽しく妄想しちゃいましょう。
そしてやりたいことをするには「やらないこと」を決めるのも大事になります。
やりたいことを優先してほしいため、「自分がやる必要のないこと」「現在特に重要じゃないこと」があればやめる覚悟は必要です。
私は一気にやろうとせず、スモールステップを意識し、ほんの少しのことでもできた自分を褒めるよう心がけました。
そのうち「これくらいならできそう」と自信がついてきます。
「たったこれだけのこともできない」から「これくらいだけどできた」と考え方が変わり、行動が楽しくなっていきます。
ちっぽけな自分を認め受け入れる

私は過去、自分を責め続けて生きていました。
「自分が嫌い、だから変わらなきゃ」と色々やろうとする前に、まずは「ちっぽけな自分」「何もない自分」を認めて受け入れてあげるのが先です。
最初は受け入れるのに時間がかかります。
私は当初「ちっぽけな自分、だからいつまでもダメなんだ」という考えしかできませんでした。
これはある意味当然で、今まで何かあるたびに自分を責めてきたんだから、簡単に思考が変わるわけがないのです。
まずは「ちっぽけで何もない自分でも頑張って生きてきた、行動しようとした」ことを認めてあげてほしいです。
これまでの自分を褒めて励ますことを積み上げてみてほしい。
そうするとある日、自分を責めることがなくなります。
私もそうでした。全く責めなくなったといったら違うけど、頻度はかなり減りました。
自分を責めることがなくなると、少しずつ自信がついてきます。
自信がつくと不思議と「今できることをやってみよう」と思えて、失敗も以前より怖く無くなっていることに気づきます。
まとめ
今回は「今の自分ができることをやろう」ができない原因と、解決法を記事にしてみました。
いつもの通り「これだけが正解」ではもちろんありません。
ですが、できない(と思い込んでいる)自分に落ち込んで終わってほしくないのです。
どんなに今現在すごい人でも、最初からうまく行った人なんていないです。
私もやり方がわからずたくさん迷走して、たくさん落ち込みました。
今も失敗ばかりです。
失敗ばかりでダメダメだと感じる時こそ、今回解説した6選を思い出していただけたら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
