こんにちわ。
現在妊娠4ヶ月に突入しました。
長かったつわりも終わりを迎え、気温も下がったことによりだいぶ過ごしやすくなりましたが、実はつわりが落ち着いた後も体調不良に悩まされていました。
後にこれらの原因が「貧血だったのでは?」と理解するわけですが、
- 妊娠しているから
- ホルモンバランスが影響しているから
- 根性が足りないから(最終的に根性論に行き着いてしまう)
など、当初は妊娠(+根性論)にばかりフォーカスしていました。
妊婦健診で血液検査をした際に貧血だと診断された後は、鉄剤を処方されみるみる症状は回復していきました。
今回は貧血によって自分や周りに及ぼしていた影響や、回復後の心身の変化、貧血に悩む方におすすめの書籍などを紹介します。
※ちなみに自慢じゃあないですが、私は軽度貧血歴20年以上です。
それほど普段の生活だけでは貧血の改善は難しいです。気になる症状がある場合は病院へ行きましょう!
目次
貧血の結果を受け入れられた理由

産婦人科から電話で「血液検査に引っかかったので病院に来てほしい」と言われた際は
「貧血もまああり得るかもだけど・・・まさか糖尿???」
と、あまり貧血を疑ってませんでした。
その理由は主に以下の3つ。
- 一人目の時は多少の貧血だったが、心配要らなかった
- 食事に気をつけている
- 鉄分が入った食材を積極的に摂っている
ですが実際の診断結果は貧血。鉄剤を処方され、帰宅後に過去(3年前と4年前)の健康診断結果と比較すると、
現在の数値が明らかに低かった。
ちなみに健康診断結果でのヘモグロビン数値(赤血球に含まれる鉄を含む赤い色素タンパク質。血液中の酸素を全身の細胞に運ぶ働き)は、11から12でした。

この数値でB判定でした。
11は長女を産んで3ヶ月後くらいの結果です。
ですが今回の血液検査では9•8しかヘモグロビン数値がありませんでした。
これが「まだ大したことない」と思うか「病院へ行くべき」と思うかは人それぞれかと思いますが、私の場合は「つわりが落ち着いても体調悪いのは貧血だったからか」と原因が分かりホッとしました。
心身の状態が悪い=貧血だと納得できた理由は、栄養カウンセラー毛利有香さんの書籍「心身の不調が楽になる 鉄分ちょい足しごはん」を読んでいたから。
鉄不足により心身に現れる症状や貧血の種類、鉄を補える食材、忙しい方向けのレシピなどが豊富に載っています。
鉄不足が原因での心身の不調と、私がつわり後に抱えていた症状と合致したため、すぐに貧血だと認めることができました。

この書籍に出会わなければ、ただただ「自分が悪い」とばかり考えていたと思います。
貧血の結果は受け入れましたが、ちょっと悔しかったこともあったり・・。
健康的な生活を送っていたつもりだったのに!←つわりだったからしょうがない
子どもが生まれてから、元々のオタク気質もあり”ザ・健康オタク”と化していました。
健康にいいと言われているものを取り入れ、やりすぎたと思ったら減らしていき・・・と試行錯誤を繰り返していました。
ですが貧血が悪化しました。
「こんなに頑張っているのにどうして!?」
と正直思いました。
ですが考えると1ヶ月近く、つわりで苦しんでいました。
今回のつわりは
- 野菜を食べると気持ち悪い(青い野菜が特に無理。トマトはOK)
- 白ごはんは平気、麦ご飯が気持ち悪い(匂い)
- 一部の乳製品が無理(特にヨーグルト)
- 一部の果物が無理(甘い果物やドライフルーツがキツイ。キウイが最高に良かった)
- 真水やそれで作った麦茶が気持ち悪い(白湯やソルティライチが良かった)
- ピザや麻婆春雨など、脂っこいものや辛いものが食べたくなる
- 食べても食べなくても気持ち悪い
この状況で鉄分を意識する方が難しい。
私は医者じゃないので分かりませんが、今回の貧血の結果は「つわりでろくに食べられなかったから」と、自分で納得することで気持ちが楽になりました。

娘の時はひたすら甘いものを欲しました。クッキーやアイスなど。
つわりの期間も短かったので割と楽だったのですが、一人目と二人目でこんなに違うんだね。
鉄剤を飲んでみた→2日ほどで変化が!

そんなこんなで鉄剤を飲み始めて2日ほどで身体に変化が訪れます。
- 立ちくらみがしなくなった
- 朝から晩まで動けるようになった
- 自己否定をしなくなった
- 周囲に対してのイライラが減った
それぞれ解説していきます。
立ちくらみがしなくなった
たまーに立ちくらみはありますが頻度が減ったのと、クラクラする時間が短くなりました。

立ちくらみを経験したことがある方なら分かるはず・・。
目の前が真っ暗になるのを・・。
朝、布団から出て立ち上がった後もぐわんとめまいがしていたのに、それが無くなったのは大きな変化でした。
何よりスッと動ける感覚が心地よかったです。
朝から晩まで動けるようになった
こちらも大きな変化でした。
鉄剤を飲む前は、夕方には体力が無くなってしまい寝込むことも多かったです。
辛かったのは保育園から帰宅した娘と遊べなかったことと、家事を夫任せにしていたのがとにかく申し訳なかったことです。
ですが朝から晩まで動けるようになると、娘と遊ぶことや家事をすることができ、少しだけ自己肯定感も回復し始めました。
自己否定をしなくなった
体力が回復してくると「自分でできた」という感覚が増えていき、自己否定も減りました。
つわりが辛くて何もできなくても「生きてるだけでいい」と自分に言い聞かせていました。
ですがある日「本当にいいのかな」とものすごい不安になって、久しぶりに精神科に通う前の自分に戻りました。
強い不安感も、鉄分不足から来ると言います。
そのため、「自分が悪いわけじゃなかった。休んでも良かった」
と、休んでいる自分を許すことにもつながりました。
周囲に対してのイライラが減った
鉄剤をおかげというのもありますが、鉄剤を飲んで回復後の変化といった方がいいかもしれません。
家族など、周囲に対してのイライラが少し減りました。

イライラが全く無くなった訳ではありません。
天使のようなお母さんには程遠いです笑
鉄不足の頃は本当にちょっとしたことでイライラしていて
「妊娠したからお腹の子供を守らなきゃならなくてカッカしちゃうのかな?」
と思っていました。
そういう本能的なものもあったのかもしれませんが、振り返ると鉄不足からのイライラもあったのではと感じています。
ですが体が元気になったのもあり、家事や子育てに余裕が戻ってくると、以前と比べて明らかにイライラは減りました。
体調悪くて動けない→イライラ→八つ当たり→自己嫌悪・・・のループから抜け出すことができました。
八つ当たりをしても全くスッキリしません。むしろ罪悪感に悩まされます。
自分にも周りにもいい影響はないので、今回「貧血」との診断が出て良かったなと思いました。
寝つきはまだ改善せず・・・?

鉄剤を飲んでも改善しなかったことは、夜なかなか眠れないのと、夜中に目が覚めることです。
こちらは飲み始めて2日以上経っても改善はしませんでした。
まだ飲み始めて間もないのと、赤ちゃんが産まれたら嫌でも起きなきゃならないので、ゆったり構えて様子を見たいなと思っています。

とはいえやっぱり寝られる時に寝た方がいいです!
鉄剤ばかりに頼らないで、身体をできる限り動かしてみるとか食べ過ぎないとか、
体調と相談して意識していけたらいいですね。
まとめ
今回は妊婦診断後、「貧血」と診断され鉄剤を飲み始めて2日後に心身の変化が訪れた、体調不良は自分のせいじゃないということを伝えたくて記事にしてみました。
現在貧血で悩んでいる方、毎日頑張りすぎている方、イライラして八つ当たりしてしまい自己嫌悪に陥ってしまっている方など、どなたかの参考になれば幸いです。
書籍「心身の不調が楽になる 鉄分ちょい足しごはん」は、毎日のちょっとした積み重ねでOKな鉄分補給方がたくさん書かれています。
私は今回鉄剤を処方されましたが、中には
- 薬が合わない
- 薬だけに頼りたくない
- どちらかというと食事で改善したい
という方もいるかもしれません。
そういった方にはとてもおすすめの書籍になったおります。
では、最後まで見ていだだきありがとうございました!