こんにちわ。
SNSを見ていると、誰かを悪く言うような発言、否定的なコメントを見かけることも少なくないですよね。
もちろん私自身も否定的な意見が浮かぶこともあります。
そこで今回は、ネット上や現実世界で誹謗中傷をしないために心掛けている3つのことを紹介したいと思います。
そういった方に少しでも響く内容になっていれば幸いです。
目次
みんなちがって、みんないい。を前提に
みんなちがって、みんないい。
金子みすゞさんの詩「わたしと小鳥とすずと」の一文です。
小学校で習った方も多いのではないでしょうか。

私は、自分の考えとは全く正反対の意見を見かけても、
「自分は違うけど、この人はそういう考えなんだな」と捉える練習をしています。

これが意外と難しいです。
練習ってなんやねん、部活じゃあるまいし・・。と思った自分を殴りたいくらい、
練習って大事です。
きっかけは「相手はそういう考えだ」という捉え方があること、
実際にごく自然に捉えられる人がいることを知り、
衝撃だったから。
自分もそう捉えられたら、楽に生きられるのかな。
そう思った記憶があります。
そして金子みすゞさんの詩「わたしと小鳥とすずと」を思い出したのです。

小学校の教科書に載っていますよね。
「みんなちがって、みんないい」が印象的でずっと覚えていました。
否定的なコメントを送る前に一呼吸

「この人はこういう考えだ」という言葉を覚えておくと、
誹謗中傷から一旦離れられる感覚があります。
あとは対象のものを見るのを一旦やめる。
別にムカついてもいいし、嫌いになってもいい。
だけど相手がどういう理由で炎上してしまったのか、相手の気持ちを考えることも大事だなと思うのです。
誹謗中傷された相手が、今どういう気持ちなのかも。
おそらく、あなたのファンだから真実を知りたい。だから追求したくなるのかなと思います。
何も知らないのに炎上騒ぎに便乗して書き込む方もいると思いますが・・。
実際相手を励ましたり、心配し思いやるようなコメントを見ることも多いです。
また完全に相手側に否がある出来事だったら、そのうち謝罪をしてくれるのでは?と待ってみるのも一つの手ではないでしょうか。
自分の価値観を押し付けない

価値観を語るのはかっこいいけど、押し付けになることがある。
しかも意外と無自覚でやりがちな気がします。例えば
- 作った料理を載せると「体に悪そう」
- ミニマリストのアカウントに対し「モノが多いじゃん」
- 子育ての考えをシェアすると「子供がかわいそう」
などなど。
みんな自分の中のものさしというものがあって。
自分の物差しからちょっとズレた発信をする人を見ると我慢ができなくなる。
ちなみに私は小心者のため、ひどい言葉は使えない。
(実際に一瞬思うことはあっても・・。)
「自分の感覚はいつも正しい」→視野が狭くなる

間違いを指摘されたくない・誰かの意見に惑わされたくない。
そう考えていた過去の私は、
- 自分の感覚は普通だし正しい
- だけど反対されたくないから意見は言わない、まあ私は誰の意見も反対するつもりはない
- この人の言ってることは誰かを傷つけてる!違う!まあ面と向かっては言わないけど
と小心者であるが故、相手に対して勝手に怒りを募らせていました。
「自分がいつも正しい」とばかり考えて生きると、世界がすごく狭まってしまいます。
本人がそれでいいなら全然いいと思いますが、私はそうやって生きた結果、
「自分は何やってるんだろう・・」と虚しくなることが多かったです。

相手を信じられなくて、勝手な思い込みを作って
自分で孤独を作っていたなと気づきました。
一人は好きですが、わざわざ自分から孤独は作る必要はないなと今は思います。
とはいえ現在でも人と会いたくない時はあって、意図的に会わない日を作るときもあります。
以前書いたこちらの記事は、主観マシマシですが人と会うのが怖くて疲れる理由をまとめています。
相手を言い負かしたくなったら距離を置く
仮に相手を言い負かしたあと、本人はスッキリするのだろうか。本当に気が済むのだろうか。
私にはわからない。
むしろ誰か別の人の粗探しを始めるのではないかなと感じています。

被害を拡大させるくらいなら、自分にとって不快な情報やアカウントは見ない方がいい。
とはいえそれでも気になる・見てしまう。と言う方もいると思います。
そんな時は、自分が本当は何が好きなのか。一度じっくり考えてみるのがおすすめです。
日記を書いたり、やりたいことリストを書いてみたり。
意識を相手から自分に向ける行動をおすすめしたいです。
今見ている情報も、自分が好きで見ているのか、みんなが見ているから自分も・・・なのか。
みんな自分が本当に好きなものを見つけると、誹謗中傷もなくなるのではないか?
私はそう信じています。
好きなものを見つけたら、全力で推す

私が目指しているSNSの使い方は、
好きなものは全力で推して、嫌なものは見ない。です。
とはいえ、推しに対して苦手意識が出てきた・・ということもたまにあります。
その時は
「いや、一度好きになったんだから推し続けなきゃ!!」
と考える必要はなく、一度推しを見るのを休んでみるのがいいです。
これはあくまで私の場合なのですが、推しが苦手になったり嫌いになったというより
- この人のようになりたいのに全然近づけない
- この人の言うとおりにしてるのに何も変わらない
- 最近この人の発信が自分の嫌なところを突いてくる気がする・・
といった、自分の思い込みや他人軸の考え方が原因の場合も多いです。

最初は自分の思い込みだって気づかなくって。
自分がダメだから何もできないとばかり思ってました。
こうなると相手に執着していることにもなるので、推しから自分へ意識を向けバランスを取り戻す必要があるかなと思います。
「憧れのこの人が言うなら全て正しい」は危険

私が今でもうっかり陥ること。
SNSで憧れの人ができるとフォローしますよね?
そしてその人の投稿を毎日見るわけですが、
- この人が言うなら自分もそうしよう
- この人が言うことは全て正しい
と、考えがちになりませんか?私は考えがちです。
自分で考えなくていいので最初は楽なのです。
ですが憧れのその人と同じことをして、同じものを買って、変化が出なかったり同じように出来ないと落ち込む・・・。
自分の軸がぶれず参考にできるのなら素晴らしいです。
私は逆で、他人軸で生きることになって辛くなりました。
そのため私は、憧れの人でもたまにミュートをして距離を置くこともあります。
そして自分の心が元気になったらまた開いてみる。
憧れつつ、「自分はどう生きたいのかな」と考えるようにしています。
こちらのブログでは、憧れの人へ嫉妬をした時の捉え方をまとめています。
この人にはこういう経緯があるのかも。
そう想像してみるだけで、否定的な考えが収まるかもしれません。
まとめ
今回は誹謗中傷をしないための3つの心がけを記事にしてみました。
- みんなちがって、みんないい
- 価値観の押し付けをしない
- 好きなものを見つけたら全力で推し、疲れたら距離を置く
すぐ心掛けられることであっても、すぐ思考が変わるわけじゃない。
私も何度も失敗して自己嫌悪に陥って、投げ出して、また挑戦して失敗して自己の嫌悪・・・・と繰り返しました。
ですが、間違いなく日々の積み重ねで変わります。
誹謗中傷に対して少しでも思うところがある方にとって、参考になったら嬉しいです。
では、最後まで見てくださりありがとうございました。