こんにちわ、エナツです。
みなさんは、結婚・出産に対してどのような印象・価値観を持っていますか?
私は実際に、結婚と出産を経験していますが、
それ以前はどちらに対してもネガティブな印象しか持っていませんでした。
そんなことをしたら会社に56される・・と本気で考えたことも。
今考えるとおバカですが。
特に出産をネガティブに感じる方の中には、
- 出産後の資金が足りない
- キャリアアップをしたい
・・などと悩む方が多いのかもしれません。
エナツの場合は、自己肯定感が低すぎたあまり
自分の子孫を増やすという不安を常に抱えていました。
- 自分みたいな人間を増やしていいのか
- 人として未熟な自分が親になっていいのか
出産についてそのように思い悩んでいる方がいれば
今回のブログが何かの参考になれば幸いです。
いつもですが、エナツの偏見になっています。ご了承ください。
「自分みたいな子供が生まれてきたら嫌でしょ!?」
見出しのタイトルは、高校卒業後に入社した会社の上司(女性)から言われた言葉です。
これは、私の精神的な弱さを知っていた上で言われたこと。
だけど、当時は自分の何もかもを全否定されたと感じて、
結婚や出産が本当に怖かったです。
自分の遺伝子は残しちゃいけないと、本気で考えました。
そんな自分がいざ妊娠してみると・・
妊娠したのは結婚して2年目に入ろうとしていた時だった。
(ちなみにコロナウイルス大流行り中でもあった)
夫のおかげで、
「私は存在していいのかもしれない」
と思いかけていた時期。
え?そうなの?
だけど毎日、
「自分なんかが母親になってもいいのか」
という、ネガティブなことばかり考えていた。
頭の中で、元上司の言葉がずっとこだましていたのだ。
一方、妊婦健診で赤ちゃんが元気に動いているのを見るとすごく嬉しかった。
「自分のようになってほしくない」出産しても消えない思い
私は4歳(5歳になる年)の頃に幼稚園に入りました。
妊娠、出産した当時は、
「私は幼稚園に入るのが遅かったから、いまだに人見知りだしこんなに人間関係で悩むし人として最低なんだ」
と本気で考えていて。
娘を生後3ヶ月で保育園に預けて職場復帰しました。
復帰後の職場は、部署が変わってしまい、
仕事と育児の両立がうまくいかず、戻って1ヶ月で退職する始末。
娘を早くに保育園に預けてしまったのは、いまだに後悔しています。
もっと一緒にいたかったなって。
自分で決めたことなのに。
この経験は思い出すたびに泣きそうになる。
勝手に娘を保育園に預けた上、復帰した会社を辞める。
娘が泣かずに保育園に行っていることに安心して、
結局就職活動をしながら保育園に通わせていた。
まあ結局どうにかなった
私が結婚した後、授かり婚をした友達と会ったとき。
あと1年くらいしたら子供を作ると思う
と今後の予定を話したことがある。
するとその友達に、
「いや、人生って思うようにいかないから!」と言われたのだ。
友達もそうだったんだなと思うと、妙に納得した。
遺伝子を残す不安も、
自分の人間性、母親としてのダメっぷりを嫌というほど味わっても、
なんだかんだで乗り越えた。
3さいです!
乗り越えたと偉そうに言ってますが、自分の力だけで乗り越えたとは思わない。
周りの人々にたくさん支えられていた。
夫、両親、義姉、友達、保育園の先生方、前の会社の方々、
子育て支援センターの職員、病院の心理士さん、お医者さん・・・。
ネットの意見にも振り回された一方で、助けられたことも多かった。その中でも、
親も子供と一緒に成長する。
その言葉にすごくすごく救われました。
そして、私に一番厳しく、事あるごとにダメ出ししていたのは私自身だった。
自分を責めまくり不安になるループ・・・
まとめ
この内容を書こうとした理由は私自身の経験もありますが、
ずっと前にX(旧Twitter)で、尊敬していたアカウントの方が
「自分みたいな遺伝子を残したくないから結婚できない」
(※正確なポストはうろ覚えです)
と呟いていて。
「こんな影響力のある方でも、そんなこと考えるの!?」
と当時はものすごくショックでした。
自分に対しては、厳しいことをいくらでも言ってしまうのに、
誰かが同じように自分に厳しくしていると、
「そんなことないよ!」と声を大にして伝えたい。
そう思い、私の経験をシェアさせていただきました。
最近、「だまって俺についてこい」という歌が好きで。
植木等さんが歌っていた曲ですが、
私は天童よしみさんが歌っているこち亀の主題歌という印象が強いです。
「そのうちなんとかなるだろう」という歌詞が、なんだか笑えて勇気が出ます。
ではまた。最後まで見ていただき、ありがとうございました。